最短・最安! イマドキの株式会社と合同会社の作り方と初め方

2013年7月5日

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こにゃにゃちわ。開発担当山本です。

劇場版「ケロちゃんにおまかせ!」主題歌 ~ おかしのうた

今回は、法人(株式会社、合同会社)の設立方法と、設立後にやっておくと良いことをダダっとまとめました。
結構弊社のような小さな企業の場合、周囲にも起業をする人が多いので参考資料代わりです。
なお、冒頭の写真は私が今「暑い!」と思っているがゆえのチョイスであり、記事内容とは一切関係ありません。

企業にする必要があるか?

とりあえず個人事業主の場合、税務署に行って設立の申請書を出せば終わりなのでそれで事足りる場合は、それで良いと思います。
税金の申告の際に青色申告で行うという旨の申請をすれば最大65万円の控除がつくので、それはやっておいたほうが良いです。
個人事業主の場合、事業を開始してから設立の事後申請をすること(1ヶ月以内)が認められているので、とりあえずやってみて。。っていうアクションが取りやすいのもメリットですね。
後、個人事業主の場合、後から法人にすること(法人成り)も非常に簡単です。

株式会社か合同会社(LLC)か

本記事では法人を作るということで話を進めます。
会社法の制定後、企業の設立においてその形態などかなり自由度が増しました。
会社の種別も株式会社、合同会社、合資会社などがありますし、規制緩和で法人ということであれば一般社団法人などはかなり作り易くなっています。

特に株式会社と合同会社はどっちで作るのかを検討する余地がアリアリだと思うので、ちょっと説明します。
特に合同会社はまだマイナーなので、起業する人は要チェックです。
簡単に言うと、「設立登記費用が安く」て「決算公告が不要(詳細後述)」で、「利益配分が好きにできる」と、かなりいい事ずくめです。
デメリットは、合同会社という名称が信用を得られない場合があるかもしれない事のほかは、一人で起業する場合には関わりが少ないことばかりです。

以下の記事も読んでみてください。

合同会社のメリット・デメリット
急増中!起業を考えているなら知っておきたい合同会社のメリット6つ

設立登記に必要な書類を作ろう

書類を作るのに必要な物は、書類のテンプレート、印鑑、定款認証の3つです。まずはテンプレートから行きます。

定款やら何やらです。本屋に行って「会社の作り方(必要書類テンプレート付き)」的な本を買って来れば話は終わるんですが、最近このへんの書類を作ってくれるウェブサービスが登場したので、ご案内します。

会社設立無料サポートサービス タダダ

次に印鑑です。

登記を行うには印鑑が要ります。
発起人などの実印(の印鑑証明)と、会社の実印たる代表印です。

で、この印鑑なんですが、はんこ屋さんは「実印はいい物にしたほうが」とか言いますけど、ぶっちゃけどうでもいいです。

私、山本の実印は自分で彫った印鑑で、材料(印材)と道具(印刀)併せて500円ぐらいでした。
印鑑彫るのは、面倒といえば面倒なので、適当に「印鑑 格安」とかで検索して購入してください。

会社の印鑑は3本セット(代表印、社印、銀行印)が基本ですが、本当に必要なのは代表印(丸印と呼ばれる奴)だけです。
これが法人としての実印になります。

後の2本は、社印(角印)が会社の認印で、銀行印は銀行口座の届出印になります。が、両方とも代表印で兼用可能です。
一応、社印(角印)は認印として請求書などにバカスカ押すのに使うので、そこに実印は・・という人は2本セット(代表印と社印)の印鑑セットも売っているのでそれを買ってください。銀行届出印は代表印でいいでしょう。

法人印鑑 会社設立2本セット

定款認証は登録免許税と、印紙税を払って定款を届けることです。これが終われば晴れて設立完了です。
この際に、印紙税(4万円)が必要ですが、電子定款(PDF)の場合は不要です。電子定款を作るには定款をPDFにした後、電子署名をつける必要があります。
ただ、電子定款を作るソフトを自前で買ったりすると4万以上かかります。
この制度を使って節約したい場合は電子定款の署名を付けてくれる行政書士さんや司法書士さんにお願いしてください。手間賃は当然とられると思いますが、4万はしないはずです。

(必要な人は)インターネット回線の申込み

最安起業なら、事務所は自宅などのすでにネット回線が引かれている場所にすべきですが(この記事を読んでいるということはありますよね?)、事務所を借りたりする場合は早めの手続きをどうぞ。
フレッツ光は最長2ヶ月ぐらいかかりますので、早め早めに。

フレッツ光 東日本
フレッツ光 西日本

NTT直販以外(代理店)ならそれはそれで色々とプレゼントやらキャッシュバックがついてきます。
「フレッツ光」業界最高峰のキャッシュバック!お申込みお待ちしております

銀行口座を作る

何をするにも法人口座がないと始まりません。
設立時には代表者の個人口座に資本金を入れたはずですが、法人口座を作って資金を移しましょう!
どこの銀行にするかですが、ここはネットバンク一択。
ネットバンキングの機能が無料で使えることに加え、使い勝手もメガバンクに比べて優れています。たかが入金確認などにATMまで行くのは時間の無駄です。

楽天銀行
住信SBIネット銀行

あと、弊社はUFJの口座も所有していますが、UFJの場合、法人口座はネットバンキングの利用に月額2,100円かかります(BizSTATION)。
ちなみにUFJの場合、BizSTATION Lightという月額費用無料版もありますが、こちらは入出金明細が見られない(残高照会は可)という、超絶片手落ち仕様となっています。
まぁ無料なので、UFJの法人口座を持っている人はとりあえずで申し込んでおいてもいい、というレベルですね。

クレジットカードを作る

代表者の個人名義のクレジットカードでも、法人向けのビジネスカードでもいいので、とりあえず経費精算用のクレジットカードは速攻で作ってください。
代表者の個人カードの場合は、会社用に新規にカードを創り、引き落とし口座も別に設けてください。
私用分と混在している場合に比べて、経費精算の計算の楽さが段違いです。

クレジットカードはこれから絶対必要です。特に学生起業家の人、大学生でもクレジットカード持っていない人が多いですが、必須です。その理由は3つ。「何を買ったか後から分かる」し「通販が安くなる」し「支払を遅くできる」からです。

何を買ったかがわかるというのが、まず最大の経理上の利点です。
紙の領収書の管理は正直面倒この上ないです。
クレジットカードなら、イマドキネットの画面で利用明細を取得できるので、何にいくら使ったかを把握出来ますし、利用明細のダウンロードも可能なので、まとめてダウンロードして印刷してファイリングするなり何なりしておけば楽勝です。

通販が安くなるのは、クレジットカードの決済手数料を店側(販売者)が負担しなくてはならないと、加盟店の規約で決まっているからです。
そのため銀行振込みや代金引換、コンビニ決済の場合に必要な各種手数料がまるまる浮きます。
ビジネスカードの場合でも年会費は2000円ぐらいなので、普通は余裕で元が取れます。更にポイントもつくのでお得ですね。

支払を遅く、というのは、カードで買っても引き落としがされるのは翌月末だったりするので、キャッシュフローが改善できます。これ重要

オリコビジネスカード

独自ドメインを取る

これからの時代、ウェブサイトやメールアドレスを持っていないというのはありえない、というレベルに限りなく近づいています。
法人格を取得すると1法人につき1つまで「.co.jp」ドメインが取得出来るようになります!
「.co.jp」にこだわりがなければ、「.com」や「.jp」なら、もっと安く、しかも法人じゃなくても取れます。

お名前.com

ちなみに、登記の時に出た「決算公告」ですが、株式会社の場合決算情報を公開する義務があります(合同会社は不要)。
よくあるパターンだと、「官報に掲載」、という形ですが毎年6万円ぐらいかかります。
ただし、この公告は自社ウェブサイトに載せて済ますことも可能です。
ただし公告の方法については事前に定款に定める必要があり、電子公告の場合は掲載するURLを定款に書く必要があるので、登記前にドメインを取らないとダメです。
「.co.jp」ドメインは法人じゃないと取れないと言いましたが、登記前に「みなし」で抑えることは可能です。

サーバを借りる

ウェブサイトを置くにしても、何にしても、サーバが必要です。
今は安くて高性能なサーバ業者が山盛りあるので、適当に。

さくらのレンタルサーバ

ちょっと前まではメールサーバとしてGoogle Appsの、とりあえず無料版を勧める所だったんですが、今は無償版がありません。

メールだけという事ならマイクロソフトの、Outlook.comが独自ドメインで使えるメールサーバを無償提供しています。
設定手順はこの手のサービスを使ったことがない人には、説明なしだと難しいかもしれませんので、解説記事をおいておきます。

Windows Live + 独自ドメインで自分だけのメールアドレス

帳簿の準備をしておく

期末になってから慌てても後の祭りです。帳簿はしっかり管理ておきましょう。
税理士さんにお願いするなら、税理士さんの方から会計ソフトの指定があるかもしれません。

弥生会計13 スタンダード(Amazon)

また、以前に私が書いた「Excel(エクセル)で決める簡単経理(仕訳帳&残高試算表)」も参考になればどうぞ。

また、売上の管理も大切です。
売掛帳を作って、というのが、本屋に並ぶ手引書のやり口ですが、これからはシステムで管理しましょう。
弊社で運営している、「RaQool(ラクール)」なら、請求書の発行から売上管理までが一貫して管理出来ます。
無料プランもあるので、是非。

備品の準備もやっておく

事務所の備品もなんだかんだで細々と必要だったりします。
後から「何が何円だった」などと記帳するのは馬鹿らしいので、クレジットカードの恩恵をフルに活用するために通販で済ませましょう。

法人様用アスクルお申込み|カタログ請求

↑とりあえずカタログを取り寄せるだけなら無料です。

売上の回収も準備しておく

会社を作るからには、何かを販売して対価を得るはずです。
決済手段をきちんと整備しておきましょう。現金商売&銀行振込のみならこのステップは不要ですが・・。

クレジットカード

Paypal
世界最大手であることは間違いないでしょう。
月額費用フリーでクレジットカード決済に対応出来ます。
ただ、最近始まったiPhone/iPadで決済可能な「Paypal here」は、「Coiny」などの対抗馬が出てきているので、これはこれで面白いです。

WebPay
今私が注目している決済代行サービスです。明快な料金体系と、なんといってもプログラマ的に扱いやすいAPIが最大の特徴です。
Paypalはかなり高機能で、様々な機能が用意されているのですが、扱い方がわかりにくい。過去の仕様などの情報も混在していて、一層謎が謎を呼んでいます。開発者的に。その辺りの問題をWebPayはばっちり解決しているといえるでしょう。
後は、複数商品名などに対応が出来れば個人的にはかなり嬉しいのですけれども。

口座引落

自動引落は、お客様に用紙を送って、印鑑を押してもらって返送してもらい、と、引き落とし開始までに時間がかかります。なので初月分は銀行振込に普通はなるのと思うので、逆にお客様から「口座引落にしたい」と言われて初めて決済代行会社と契約しても良いと思います。

日本システム収納
おすすめのサービスです。導入費が無料で、引き落としがなかった月は月額費用も無料というとてもお得な価格設定です。
ただし1引落あたりのコストは若干高めで、特に1引落しかない場合はめちゃくちゃ高くなります。
平均客単価と、口座引落にしたい人数を加味して口座引落を導入するかを考えてください。

DSK
もう一つ、お得な収納業者(振替の決済代行会社のこと)です。
毎月コンスタントに引落を行い、引落件数が50件ぐらいまではこちらのほうが確実に安く上がります。こちらは導入費用がかかります。

終わりに

とりあえず今までに起業する人に聞かれたことをつらつら書いてるだけでかなり長くなってしまいました。
もっとスタートアップ向けの○○ないの?という場合は適当に連絡を貰えれば分かる範囲で答えさせて頂きます。

でわでわ。

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